七号食【3日目】
今日で3日目となった七号食。
昨日まではだるさで何もできなかったが、今日はウォーキング、部屋の掃除などでちょこちょこと動くことができた。頭痛も少し残るものの、昨日に比べると随分良い。
ウォーキングを始めたのは、体重の減りがほとんどないから。
昨日、私が七号食を始めた理由の一つとしてアルコールをあげたが、あとはもちろんダイエットも目的にしている。
朝一で体重を計ったが、ほぼ減っていなかったので、とりあえず歩いてみるかと思い立った。もともと、七号食中には毎日40分のウォーキングが推奨されているようでもあるが、昨日まではとてもそんな気分になれなかった。
起床時には10時間ほど食べていないことになるので、貧血が心配になり一口だけ玄米を食べて、適当な格好で歩きに出た。そのあとに食べた朝食がこちら。
玄米、ごま塩、麦茶。
七号食をしていると、どれがいつの写真か分からなくなってしまうのだが、そのミニマムさが良いと感じている。
食べるものに悩まなくていいというのも非常に楽。もともと、食にあまり興味がある方ではない(グルメではないという意味。何でも美味しく食べられるタイプ)ので、食が頭の中を占領する時間が減っているというのは、慣れてくるととても心地よい。
今日は本棚から10年もののマクロビオティック本を引っ張り出してきて読んだ。「Organic Base マクロビオティックと暮らす」奥津典子著。
なぜこの本が本棚の断捨離から逃れていたのか、自分でもよくわからない。糖質制限で痩せたこともあったのに、なぜか正反対の理論とも言えるマクロビオティックに惹かれていたのだろうか。
読み物としてはとても面白い。食物そのものだけではなく、調理工程や、更には加工工程までをエネルギーとして捉えるマクロビオティックの考え方は、すんなりと入ってくるものがある。
以前、インド人と関わる機会があったのだが、彼らのほとんどがベジタリアンで、マクロビオティック的な食生活をしていた。肉を食べないだけでなく、卵も食べない人も多い。もちろんお酒は飲まなかった。
動物性タンパク質をとらない彼らだったが、皆年齢より若く見えた。マクロビオティックやベジタリアンというと、なんとなくシワシワしてしまった肌のイメージが強くあっただけに、張りのあるインド人の肌には驚いたものだった。
ただ、今日本を再読してみて、やはりマクロビオティックをやろうとは思わなかった。肉もどきと呼びながら大豆タンパクを食べるくらいなら、命に感謝しながらお肉を食べた方がいいと感じている。